いよいよ夏が近づいてきましたね。今年は野菜を沢山食べて、体力をつけて頑張りたいと思います!第34回目の連載は倉田が担当します。
最近の出来事
先日友人と話をしていた時に、自分が好きで集めているものの話になりました。
友人は石が好きで沢山コレクションしているそうです。見せてもらうと、真っ赤な色のものや柄の入り方がかっこいいものなど、手元に置いておきたくなるような特別感のある石ばかりで、とてもわくわくしました。
私も少し石を集めているので、お気に入りの触り心地、平たい形が好みなことなど、お互いの好みの石について意見交換をしてとても楽しい時間でした。
そして、私にも昔集めていたものが沢山あったことを思い出しました。
ちょうどそのタイミングで、私が実家に帰省する機会があったので、今回は実家にある私が集めていたコレクションを皆さんにご紹介します。

「好き」を集める
小さい頃はベッドの下部の引き出しに集めたものを色々貯めていました。
久々に開けましたが、タイムカプセルみたいでとてもなつかしいです。

シールやカード、自然の枝や石ころ、キャラクターグッズ……。子どもの頃は、理由はなくても「これが好き!」という気持ちだけで夢中になって集めていた気がします。今はシール交換など、平成レトロブームにより昔の自分が集めていたのものが再び流行っていて、懐かしい物を見ても古い感じがしない、不思議な感覚です。
まず出てきたのが、飲み終わったペットボトルのパッケージ。
「KIRIN 世界のKitchenから」シリーズ

ソルティライチで見たことのある方が多いのではないでしょうか?このシリーズには結構歴史があります。
私は、KIRINが販売しているこのシリーズのパッケージが大好きでボトルごと集めていました。
特に「マセドニアグレープ」のパッケージはお気に入りで、手描きのフルーツやステンドグラスをイメージしたような、教会を想像させるようなデザインが好きでした。この飲み物は、世界の色々な家庭で親しまれている飲み物を楽しもう、というコンセプトだったと思います。パッケージの裏面には現地取材で撮影した海外の写真やどういった飲み物なのか、という説明が書いてあって、ちょっとだけ自分も旅をしたような気持ちになります。小さい頃海外にとても憧れがあったので、旅をするようなコンセプト自体も素敵に感じて、世界観含めて好きでした。
キャンディなども出てたんですね。
ほかにも、「かわいい!」と思ったお菓子のパッケージや広告は切り抜いてファイルに入れていました。だんだんファイルがカワイイものでいっぱいになっていき、満足していた気持ちを思い出します。

そしてもう一つ、大切にしていたものがあります。それは、海で集めた貝殻です。
中でも「ナミマガシワ」という貝がとても好きでした。
ナミマガシワは、とても薄くて半透明で、光に当たるときらっと輝く貝です。
黄色やオレンジ、赤など様々な色で淡い色合いのものが多く、砂浜を歩いていると光のちらつきで見つけられます。たくさんの貝殻や流木、漂流物が混ざる砂浜の中で、小さく光るナミマガシワを見つけた瞬間は、とても嬉しいのです。
小さい頃、この貝を拾うとまるで金貨を拾ったような特別な気持ちになって、大事に持ち帰っていました。沢山拾ってきましたが、その中でも特にきれいなものは、磨いて小さな箱に入れて保管していました。今回それらを久しぶりに見返してみると、今でもとても綺麗でした。

ワインのコルクなど、今見ると意外なコレクションもあります。でも、自分の好きが物で残っているのは、とても嬉しいものだなぁと思います。時には物の入れ替えや捨てる選択も大事ですが、残しておくと楽しいものは沢山あると思っています。
作品づくりと収集
何かを収集することは、自分の感性を知ることや創作活動にもつながる事があります。
画家やデザイナーが写真や布、植物、紙片などをスクラップして資料として残していたり、気になった色や形を日常の中で集めたりすることがよくあります。「面白い形だったから取っておいた」「不思議だったから拾ってみた」そうした小さな蓄積が、新しい作品のアイデアや表現の源になることも。
そう考えると、自分が収集してきた物も、今の自分の創作に繋がっているような気がします。
もし貝殻を集めている方、何か収集されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。情報交換したいです!
久しぶりに押し入れや引き出しを開けてみると、忘れていた自分の「好き」と再会できるかもしれません。