連載31回目は野村が担当いたします!3月も後半に入り、少しずつ春の気配を感じる日が増えてきましたね。とはいえまだ肌寒い日もあって、服装に迷う毎日です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが最近、私はお散歩にハマっています。色々なところを散策しているのですが、中でも一番のお気に入りは東京駅から皇居周辺です。東京駅丸の内駅舎から出て少し歩いて振り返ると、美しいレンガ造りの駅舎にテンションが上がります!日本なのに海外に来てしまったような雰囲気に、いつまでもドキドキしてしまいます。日常なのにちょっとした非日常感を味わえる、大好きな風景です。
友達と久々に会えて嬉しい時も、一人でのんびりお散歩したい時も、時間があると昼夜を問わずついこのあたりを散歩しています。
今回は、そんな散歩の中で改めて気になり始めた「東京駅丸の内駅舎」についてのお話です!

東京駅丸の内駅舎の外観(wikipediaより引用)
実はちゃんと見ていなかった東京駅
東京駅って、よく使うしよく通るはずなのに、あんまりちゃんと見ていなかったな…と散歩をするようになって気づきました。待ち合わせや乗り換えで来ることはあっても、立ち止まってじっくり眺める機会って、なかなかないですよね。
改めて注目して見てみると、赤レンガの色味や建物の左右対称性、南北にあるドーム型の屋根、更にはドーム内にかわいらしい干支のレリーフがあったりと、細かいところまでとても丁寧につくられているのがわかります。都心の駅にしては珍しく、現代的なビルではなく伝統を感じさせる重厚さがあるのも印象的です。
あの特徴的なドーム屋根も、実はずっと今の形だったわけではなくて、戦後は一度シンプルな平らな屋根になっていたそうですよ。わたしの記憶ではずっとこの形だったような気がしていましたが、2012年の工事で60年ぶりに創建当時の形に戻されたと知って、普段見ている景色にもちゃんと時間の積み重なりがあるんだなと、なんだかしみじみしてしまいました。
見る場所で、こんなに印象が変わる
普段立体をつくっているからか、気になるものはついいろんな角度から観察したくなってしまいます。東京駅も見上げるばかりではなくてなんとか普段と違う場所から眺められないかなぁと、あたりをウロウロしていたところ…見つけました!
KITTEの屋上!!入場は無料で23時まで入れるので、気軽に行けるのもうれしいポイントです。


KITTEの屋上からの景色。屋根の上の小さい窓がかわいい
上から見てみると、「こんな形してたんだ!」と思うくらい印象が変わって、同じ建物でも見方ひとつでこんなに違うものなんだなと感じました。
右端には大きな玉ねぎ頭のような形の屋根もありました!なんだか中から飴玉が出てきそうな雰囲気です。
また、東京駅はオランダのアムステルダム中央駅をモデルにしたという説もあるそうです。(諸説あり)
実は以前アムステルダムに行ったことがあり、残念ながら中央駅の写真は撮っていなかったのですが、すぐ近くにある国立美術館の写真を撮っていました。

アムステルダム国立美術館
調べてみたら、その美術館も中央駅とほぼ同じ時期に同じ建築家によって建てられたものだそうで、写真を見返してみるとたしかに東京駅と似ているかも…!自分が撮った写真がこんなふうにつながるとは思っていなかったので、なんだか不思議な気持ちになりました。
普段よく知っているつもりの場所でも、少し立ち止まって見方を変えるだけで、意外な発見があるんだなと改めて感じました。これからも、そういう視点を大事にしながら、日常の中で見つけた面白いものを逃さないようにアンテナを張っていきたいと思います!
さて、3月4月はNendouのワークショップが盛りだくさんです!ぜひぜひみなさん遊びにいらしてくださいね!
お待ちしております!